ファイナンシャルプランナー
食品の値上げが始まりますね、お金の知識を増やしましょう
食品の値上げが始まります
各メーカーが一斉に食品の値上げを始めました。
ペットボトル商品、即席ラーメン等、牛乳、アイスクリーム・・
私達の生活に直結するものばかり。
実はわたしも今はファイナンシャルプランナーという仕事をしておりますが、
前職は食品卸売りの営業をしておりました。
冷凍商品を主に取り扱っていましたが、覚えている方もいるかも知れません。
スーパーの目玉で冷凍食品
「全品半額!!」
どこが初めてやり始めたのかわかりませんが、
唯一冷凍食品がバカ売れする日。
それが冷凍食品半額デーでした。
最初は月に一度くらいのお祭り騒ぎでしたが・・
いずれ感覚がマヒして冷凍食品半額は頻繁に行われるようになりました。
そうなると冷凍食品を小売価格で買う人などいるわけもありません。
なぜなら冷凍食品は賞味期限が長く、家の冷凍庫で在庫ができます。
半額セールをやっている店で買いだめをして、置いておけばいいのです。
当時は物価がどんどん安くなるデフレの時代でした。
ところが、やはり物価が下がれば企業の利益が下がり、業績が悪くなります。
そうすると社員の給料も下がり・・というスパイラルになってしまったのです。
しかし、社会情勢の変化により原材料価格が高騰し、いつの間にか少子化の影響を受け
人手不足がいろいろな場面で深刻になり、安売りをしている場合ではなくなってきました。
その先駆けが、建設業の人手不足やクロネコヤマトのドライバー不足だったのではないでしょうか?
賃上げ、値上げが徐々に世の中に浸透してきました。
値上は少しずつ家計を圧迫している
ところが物価は上昇していますが、私達の給料はどうでしょうか?
某新聞ではボーナスの金額が上昇!といった言葉を見受けましたが実はこのような新聞などで出ているのは大企業でのお話です。
実際地方の中小企業などの給料はほとんど上がっていません。
ということは・・
よーーく考えてみてください。
身の回りの商品が例えば10%値上げをしたのに、
自分の給料が変わっていない。
今まで100000円の生活費で過ごしていた人がいたとしたら、身の回りの商品が10%値上げをしたら、何も悪いことしていないのに生活費が110000円になってしまったのです。
でも給料が変わっていない。
ということは身近な商品が値上げをされてしまい、私達の給料が上がらなければ実質私達の暮らしは苦しくなっていくのです。
収入があるうちは、その影響はあまり気がつかないかも知れません。
または受け入れるしかないと思っているのかもしれません。
合理的にお金を使う必要があります
物事には、流行り廃りがあるように、世の中の流れがあります。
今までは銀行預金や保険も大きな利息がついていました。しかし今はもうそんな商品はありません。
人類は長生きするようになり、国もとても今までのような年金支給をすることが難しくなっていることも
周知のことだと思います。
今までリスクがあるから全く資産運用なんて考えたこともなかった。
という人もおそらく世の中の流れでそうも言ってられなくなる時代になってきています。
60歳、ないし65歳で退職しても年金だけでは足りない、だから貯めておかないと。
とはいいますが、人間の寿命が長くなれば用意しておかなければならない貯蓄額がどんどん
増えていきます。
一体いくら貯めておけばいいの??
もはや貯蓄ではなく、老後も貯蓄を取り崩す生活ではなく、
老後の年金も含めた収入が生活費を上回った状態、要するに退職後も貯蓄ができるライフスタイルを
長い期間かけて作り上げておく必要があると私は思っています。
ずっと働き続けるか?または資産運用で配当をもらい続けていくこと。不動産の家賃収入など方法はいくらでもあります。
お金の知識がこれまで以上に必要な時代になってきています。