ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーに相談するときに用意しておきたいもの
ファイナンシャルプランナーに相談をするときに何が必要か?
家計簿をつけていないと怒られる?ファイナンシャルプランナーとコンタクトをとって、これとこれを用意してくださいね。と言われれば当然それをそろえればいいのですが、その前段階で相談しようかどうか迷っているときに、いろいろ必要なものを自分で妄想してしまい足がすくんでしまってはどうしようもないのでこんな記事を書いてみました。
実はあまり深く考えずに相談に来てほしいのですが、一般的に以下のような情報を私は相談の時に聞くようにしています。
相談時に用意しておいてほしい情報
①現在の家族の名前、生年月日
②夫婦2人の職歴
将来の年金額を計算するのに必要になります。
③住宅ローンの借り入れ状況
住宅ローンの相談の方は借入希望額、借入額3000万の場合、4000万のパターンなどまずは希望をお申し付けください。大切なのは自分の尺度で決めつけた額ではなく、希望額をお伝えいただくのが望ましいです。
④お子様の進路の希望(公立、私立?国立?医科大学?など)
お子様の教育費の目安を算出する際に必要な情報になります。これもお子様、または親の希望をお伝えいただくのが望ましいです。
⑤毎月の生活費
毎月の生活費を教えていただきます。
食費や光熱費、通信費、雑費、保険料、趣味娯楽費用、お小遣い、日用品などを分類して把握していれば望ましいですが、なくても大丈夫です。
いざ相談というときに洗い出してみましょう。
⑥その他に用意しておいてほしい情報
・お勤めの会社の退職金制度の情報
(老後のライフプランを作るにあたり、おおよそ退職した時にいくらくらいもらえるのかを知っておく必要があるため。なければ同じ業種、同じ規模の企業の一般的な数字とします。)
・お勤めの会社の企業年金の情報
確定給付年金や確定拠出年金、財形貯蓄の現在の貯蓄額の情報です
・住宅ローン見直しの場合は残債計画表
・源泉徴収票
社会保険料や税金などは自動計算しますが、著しく手取り額が自動計算と異なっていないかを確認するためです
生命保険の証券は必要ない?
積立の保険を貯蓄として保有している場合は貯蓄額を確認するときにできればあった方がいいです。
今の保険内容が正しいかどうかを確認したいときに、今加入している保険商品を見せてもらう必要はありません。
貯蓄額を知る上ための加入している保険の情報は必要ですが、
ライフプランを作成している間に、その世帯の情報が分かれば必要な保険(生命保険、損害保険ともに)が見えてきます。
よく保険の営業兼、ファイナンシャルプランナーの人が保険証券のコピーをくださいということを言ってくるかもしれません。しかし保険証券を提出しても、今加入している保険よりも保険料を下げて、今私の提案している保険に加入したほうがお得というのを演出するために保障内容をコネ繰り回す情報提供をしているだけです。
繰り返しますが、保険証券を提出していただかなくてもライフプランの内容を見ればその世帯に本当に必要な保障内容や補償額はわかります。
と私は考えています。
私の場合はこれらの項目をヒアリングシートで記載できるようになっています。
お忙しい方は事前にメールや原紙を郵送しますので、記入していけば当日は内容の確認とライフプランの解説と、改善策の提示で何度も時間を作っていただかなくても大丈夫です。
また私の場合は簡易ですがキャッシュフロー表をエクセル形式でお渡ししています。
ちょっとした支出のズレや収入の変更があった場合は、都度相談していただいてもよいですがご自身で修正して自前でキャッシュフロー表を作成することが可能です。
どうしてもわからなくなった場合は遠慮なくご相談ください。