確定拠出年金
資産運用はまずはイデコからスタートしましょう
資産運用はまずはイデコからスタートしましょう
長寿の時代になり、国の年金財政がかなり厳しく今の65歳よりも若い人は今よりも老後もらえる年金が多くなるという事態はまず考えられません。
銀行で積み立てておくのもよいですが、銀行の普通預金は金利が0.001%。
100万を預けて1年間で利息は10円です。しかも税金が引かれるので約8円弱。
保険会社の終身保険も銀行に預けるよりはマシだから・・
と言っていたもののマイナス金利以降この終身保険も全く増えない、、流動性も考えたら銀行に預けたほうがいつでもおろせるから銀行の方がまだマシ・・と言われ、、
もう預ける先もありません。破たんしない限り元本割れしない商品で長い期間をかけて増やすという選択肢はもはやないと断言できます。
そうなるとリスクがあるけど資産は増えるかも知れない・・運用にがぜん注目が集まります。
ところが日本は昔は金利が良かったこともあり、わざわざ元本が減るかも知れない資産運用に
どうしても抵抗があるようで、、一部の人にしか受け入れられてきませんでした。
ここまで預貯金の利息が低く、物価上昇している最中ではこのような運用をしていると資産の価値が目減りするのです。
これをインフレリスクと言います。
インフレリスクによりますます、資産運用の重要性は高まっているのです。
そんなこと、、テレビとかでよく見てるからわかってるよ。わかってるんだけど。。
何から手をつけていいのかわからないんですよ!!
運用初心者はまずはイデコ(iDeCo(イデコ))から始めましょう。
※60歳以上の方は加入できなかったり、企業によっては加入できないこと、
専業主婦(夫)の場合など、メリットが少なくなるなど生じることがあります。
イデコの加入要件、上限金額等をご参照願います。
イデコとは?
Individual defined contribution のそれぞれの頭文字をとったものです。(iDeCo(イデコ))
もともと企業型確定拠出年金といって企業で導入して盛んに行われており、企業ではよくDC(ディーシー)なんて言って日常的に使われていました。なのでidecoにすればよかったのですが、あえてDとCだけ大文字にしてみた。
ようです、
まあ・・そんな言葉の意味はさておき一体イデコって何なんでしょうか?
イデコはそれ自体が商品ではなく、運用する制度全体を表しています。
イデコという制度の中で取り扱える投資信託や預金、保険商品があるという位置づけです。
イデコの主な流れ
イデコには大きく3つの流れがあります。
イデコという制度は各金融機関が取り扱っています。実は金融機関は窓口にいってもイデコは紹介してくれません。自分の好きな金融機関の窓口で書類だけもらってご自身で郵送などでやり取りをするのが一般的です。しかも、
①まずは掛金です。毎月イデコ専用口座に掛金が払い込まれます(最低5000円から)
②①のお金で、商品を選んで自分で運用をすることになります。
③受取りは60歳から可能で、よほどの例外が無い限りは60歳までこのお金を現金で引き出しを
することができません。(加入した年齢によっては60歳より後になる可能性があります)
毎月最低限5000円を積み立てたとして、10年後にちょっと子どもの教育費に使おう・・としても
60歳までは原則引き出しができないのがイデコ何です。
な・・・なにーーそんな不便な制度。ちゃんとそのお金帰ってくるんですか???
安心してください、保管されているのは自分自身のイデコ専用口座です。
そんな不便な制度なんて、、どんなメリットがあるんでしょうか?
イデコのメリット所得控除について。