ファイナンシャルプランナー
FPがなぜ無料相談をするのか?その仕組みについて
FPがなぜ無料相談をするのか?その仕組みについて
FP(ファイナンシャルプランナーが無料でとても気になっている人が多いと思います。
無料でやっている人と、有料で1時間1万円、2万円というようにやっている人。
どう考えても無料相談に人は行ってしまうのはいたしかたないところ。
料金相場.jpさんのサイトでFPの相談料について詳しく解説しています
是非こちらのサイトも参考にしてくださいね。
FPの無料相談は保険しか診断してくれない
FP無料相談でネット検索するとだいたい検索結果に保険のお店が出てくると思います。
なぜ保険ショップがFP相談をしてくれるのでしょうか?
保険の例えば死亡保障を設計するということを考えてみましょう。
死亡保障の目的は、一家の大黒柱に万が一のことがあった場合に遺族が生活に困らなく
するためのものです。
ということは今どのような生活をしていて、生活費や住宅費、教育費(将来にむけても含めて)
どれくらいの生活費がかかっているのかという部分を把握しないと生命保険が
作れなくなってしまいます。
例えば月に20万円の生活費で、大黒柱に万が一のことがあってもあと30年は同じような生活したいなら、
毎月20万円の収入保障を30年間かけておけばいいというようになるので、
今の生活費が生命保険設計のベースになるのです。
ということで、ちょっとFPぽいことをしていながらも、
ただ生命保険設計のための情報提供をするために家計を見せてください。
ということになるわけです。
保険は家計の見直しの一番のターゲット
家計を見直したい人にとって、携帯電話などの通信費、住宅ローン、生命保険というのは見直し3兄弟という位メジャーな物です。
食費や水道光熱費というように毎月変動するものは変動費。毎月使用額が決まって定額で出ていく費用を固定費と言います。
生命保険は固定費にあたります。水道光熱費もだいたい毎月一緒だよという人は固定費と考えることもできます。
ということは、、
保険の設計の情報提供で家計の情報を出し、その中で保険料がちょっと高いですね。。
と指摘をし、
保険を見直ししたら、家計診断が終わり。
結果、家計は圧縮されたので目的は達成されたことになります。
でもよーく考えてください。
これって保険の見直ししかしていませんよね。
FPとして相談を無料で受けても、保険が契約できれば保険会社から手数料がもらえるので
採算は合うのです。仮にその人が契約をしなくても、5人に1人くらいは生命保険を見直ししてくれれば、
実はその保険ショップは採算が合う仕組みになっているのです。
有料のFPは何をしてくれる?
有料のFPは特に保険の募集に固執しません。
資産運用をしたいのですが・・
相続に不安をかんじているのですが・・
不動産投資をしてみたいのですが・・
こんな情報にも対応できます。
保険ショップにこのような相談をすると、
解決策が保険しか出てきません。
資産運用したいのですが・・→外貨建ての保険がいいですよ
相続について不安です・・→相続対策には終身保険がいいですよ
不動産投資をしてみたいのですが・・→不動産投資は危ないので、投資信託にしましょう
またはちょっと気の利いた人でも、不動産投資をするにはローンを組むので団信代わりに収入保障保険が必要になります。
有料のFPは当然保険や投資商品の取り扱いはある人がほとんどですが、
解決の方法だけを提案して、これでスッキリされる方もいるのです。
しかしこれだけでは私達は生活をすることができません。
保険や特定の金融商品に限らない方法を提案できるのが有料FPのメリットです。
金融機関からの手数料が無く、基本的なノウハウをお伝えするという意味で相談料を
取るわけです。
保険の一般的な考え方や、紹介されたこの保険本当に私にあっているの??
と詳しく聞きた場合は有料FPを活用してください。
1時間1万円~2万円かかりますが、
その分ライフプランの不安が解消できたら、あっという間にその支出は回収できますよ。
私自身も有料でも自信をもってやっていますので、是非有料FPも利用してみてくださいね。