ファイナンシャルプランナーについて
ファイナンシャルプランナーに相談できること
ファイナンシャルプランナーはどんな相談ができるんですか?
取りたい資格ランキングの類をみると必ず上記にランクインするこのファイナンシャルプランナーという資格。※以下ファイナンシャルプランナーをFPと記述します。
名刺交換でFPの金子 賢司というと・・
ああ保険屋さんねと言われます。保険はたしかに取り扱っておりますが、
どちらかというと保険についても「販売」よりも「相談」がメインです。
FPには
FP技能士1級から3級
AFP(FP技能士2級に匹敵)
CFP(FP技能士1級に匹敵)
という主に5種類の資格があります。
私の持っているのはCFPにあたります。
いずれにしても、習得する知識は
①年金に関すること
②保険(生命保険や損害保険、その他企業向けの保険)
③税金について
④資産運用について
⑤不動産について
⑥相続について
この6分野がメインです。
要するにこれらに関する相談なら基本どのFPに相談をすることができます。あとはそのFPが相談を引き受けてくれるかどうか?にかかってきます。
FPへの相談件数ランキング(私の場合のベスト3)
保険相談がダントツ1位
何と言っても相談件数で圧倒的に多いのが生命保険の相談です。
さらに細分化すると、以下のようなケースが代表的です。
①保険が満期を迎えて更新のタイミングで保険料がかなり高騰するため、見直しを考えたい
②今保険に入っていないけれど、私に保険は必要ですか?
③こどもが生まれたのですが、こども保険(学資保険)にみんな入った方がいいといわれる。
④共済と保険は何が違うの?
⑤今私の加入している保険、自分に合っていますか?
もちろん、これら以外もありますし、この中で複数の疑問をもっていらっしゃる方もいます。
住宅ローン相談が2位
生命保険についで多いのがこの住宅ローン相談です。
住宅ローンで相談にいらっしゃる方は、住宅ローンの借り換えがほとんどです。
後は、住宅ローンを利用する前段で、
住宅ローンは私の場合はいくらまでなら借りて大丈夫でしょうか?
という相談で、まずはライフプランをつくって長期的な視点で実際に自分の将来の収入も見通して、
並行して教育費や生活費や不測の事態にも耐えられるような収支になるかどうかを
分析して最終的に判断をしていただくことになります。
資産運用を始めたい(3位)
最近増えてきているのが、この資産運用を始めたいという相談です。
きっかけは会社で導入している確定拠出年金という制度が良くわからないので資産運用について勉強したい。というパターンや、退職あるいは早期退職で、まとまったお金が入ってくるのでどうしたらよい?ですとか、早期退職だと特別退職金のような言い回しで通常の退職金に上乗せされた金額が受取れることもあります。
企業の退職金制度の写しを持参して、これってなんでしょうか??という質問をいただくこともあります。
ただ、企業によって言葉づかいが違ったり、独自の制度だったりしますので、若干勉強をさせていただかないとこちらについては返答に窮することもあります。
ただ一番多いのは、イデコについての質問です。
イデコは個人型確定拠出年金の愛称です。iDeCoと書きます。DとCが大文字なのがちょっとだけポイント。
言葉の説明はさておき、これらの適用範囲が広がったため・・というか国が広げたため、関心が高まっています。
このイデコは自分の判断で資産運用をしなければいけないので、資産運用とは何なのか?どんな商品を選んだらいいのか、どこの金融機関のイデコを選んだらいいのか?投資信託ってなんですか?という質問からスタートされる方もたくさんいます。
FPにお金の事はなんでも聞いてください
あくまでもここにあげたのは私が経験している、ベスト3です。
私もこれしかできないわけではありません。前述の6項目に関するお金の困りごとは遠慮なくご相談いただけたらと思います。
これからは収入も増えにくい時代ですし、長生きするために老後働くなくなってからの生活資金が必要になってきます。
今の年配の方をみて、大丈夫だから・・と思っていると将来いつの間にか年金の受取れる年齢が今65歳から70歳になったり、受取れる金額が減ってしまったり・・
今の国の財政を見ていると十分考えられませんか?
昔よりもお金について詳しく、賢く制度を活用していかないといけない時代になってきています。
ぜひ気軽にFPを活用していただけたらと思います。